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あん、くるりが旅立ったのを見届けた日
先日、パッケージデザインをした「あん、くるり」が首都圏のセブンイレブンで発売になった。 周りに伝えると、何人も探してくれて「買ったよ」と報告をもらう。 その中の一人が「ごほうびに食べるね」と言ってくれた。 デザインする上でどんな風に手に取ってもらいたいかを大事にしたいと思っている。 自分が込めた気持ちをしっかり受け取ってくれることがうれしい。 母はこれを探して3軒のセブンイレブンを回ったらしい。 「やっと1個あったけど、みんなで取り合いかな」と連絡をくれた。 デザインした商品が旅立っていく。 それがあたりまえになるのではなく、 それを手にして食べたり、使ったりする時間が少しだけでも特別なものになるといい。 やっぱりどんな風に受け取ってもらいたいかを大事にしていたい。 温度のあるお仕事が、私はやっぱり大好きだ。
9月4日


20年越しの父との会話
先日、ステキなクルージングパーティーにご招待いただいた。 実はそういう機会は得意ではなかった。 一人で参加するので余計に。 だけど、フリーランスだしステキな方々のお誘いだったので行くことにした。 緊張していると、私に話しかけてくださった方々がいた。 その方々は私の父と話をさせてくれた。 --- 私は父を2006年に亡くしている。 当時私は25歳。 癌だったし、最期は脳梗塞を併発して亡くなる前は嚥下障害にもなり話すことができなかった。 私は父とそっくりだった。 多分性格も、爪の形まで本当に何から何まで。 父の死後、父が常連で通っていた、あたたかいご夫婦が経営するお店に会いに行ったとき、私を見ておふたりは「よく似てる」と泣いてらしたくらい。 でもだからこそ、生前は苦手意識の方が強くて2人でちゃんと向き合う時間は少なかった。 父を亡くしてから今の旦那に会って、結婚した。 だから、父が旦那をどう思っているかなんて想像することしかできないし、 旦那は結婚の挨拶をしに行ったとき、お墓に父に挨拶するのが本当に緊張したと言っていた。 今も「そろそろお墓参り行かな
8月24日


サイト整理
日々のできごとに追われてすっかり後回しにしていたけれど、 久しぶりにこのサイトを整理した。 改めて整理することは、自分のこれまでのことを整理することでもあって、 伝えるべきこと、片付けていいものを全部整理すると、 自然と自分が大事にしたい姿勢が残るような気がした。 少し前、東京都写真美術館で「かもめ食堂」が35mmのフィルム上映していると知り、行ってきた。 絶対好きなのに一度も観たことがなかった。 友だちからも「え!観たことないの?絶対好きなのに!」と何度も言われた。 慣れない恵比寿ガーデンプレイスまで行ったら、かなり早く着いてしまいぶらぶらした。 こういうときに時間ギリギリで行かないようになったのはいつからだろうな。 映画はとても良かった。 本当に良かった。 たしかにどう考えても全てが好きだった。 自分の思い出の、素朴な日本の料理を、その土地にあったステキな食器で出す。 それは自分が大事にしているデザインのルーツにも通じるような気がした。 何より。 年を重ねてくるとだんだん自分のこだわりや好きな世界がわかってくる。 わたしにとって「かもめ食堂」
8月20日
ノート残しとカメレオンであること
THE CHiPPER WORKSとしてのサイトを作り直す。 それでもやはり「ノート」は残すことにした。 昔お仕事をご一緒させていただいたデザイナーさんがいた。 その方のことを私は「カメレオンデザイナー」とこっそり呼ぶことにしたのだ。 その方はこちらの要望に合わせてデザインの雰囲気をいつも変えてくださった。 理解した上でバージョンアップして提案してくださった。 そして、仕事も早かった。 デザイナーには様々な形のデザイナーがいる。 「この人はこのデザインだ」というイメージのほうがきっと「デザイナーらしい」イメージかもしれない。 私はTHE CHiPPER WORKSを続ける上で「カメレオンであること」を大切にしたい。
8月19日
開業届のスタートは3月31日
3月31日はおばあちゃんの命日。 病気になってからも最期までまゆげだけはかき続けたおばあちゃんの強さとかっこよさを、忘れないために。
2021年3月31日
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